現場の負荷を軽減して無駄のない製造工程を作るのが目標です。

安全対策や品質・生産コスト改善のためのデータ解析・手順の見直しなどが主な業務になります。例えば今取り組んでいるものでは「台車運搬作業の改善」として、脱輪リスクの原因や作業負荷軽減のためにはどうすればいいか調査して、希望仕様書を提出し、上司や工務担当と打ち合わせして改造工事を実施する、というようなことを行っています。

元々大学院で鉄鋼や鋳造などを扱う研究をしていて、環境や素材に興味を持ったため、鉄鋼メーカーへ就職し、九州に配属されました。その会社では今と同様に生産技術の業務を行っていましたが、群馬で勤務していたパートナーとの結婚を機に、お互いに通勤できる勤務地で、素材関係の上工程の仕事ができる会社を探して当社に入社しました。

設備や業務の改善を考えていく中で、仮説を立てて証拠集めをしていく過程にやりがいや面白さを感じていますね！何度も検証して仮説どおりになると達成感もあり、別の結果になってもなぜそうなったのか考えて検討していくことがこの仕事の醍醐味だと思います。
まだ入社間もないので、自分の案が実現した設備などはないので、早く自分の改善案を形にしたいです！

前述したように設備を検証して仮説を立てていく中で設備が熱で溶けたり、粉塵で壊れたりなど、案を検討する段階でも外的要因の懸念点が多いのが苦労している部分です。